骨盤の傾きと尿もれの関係。姿勢が整うと体は変わる。
くしゃみやジャンプをしたとき、急に走り出した時、ヒヤッとした経験はありませんか?
年齢のせいかな…と思うかもしれませんが、実は「骨盤の傾き方」が関係していることもあります。
今日は、ピラティスの観点から“骨盤の傾きと尿もれ”について書いてみようと思います。
私がピラティスを学び始めて驚いたこと。
それは、体の不調の多くが「骨盤の位置」で説明できることでした。
腰痛や肩こり、ぽっこりお腹、冷えやむくみ…そして尿もれまで。
骨盤って、体の真ん中にあるだけでなく、姿勢や内臓の働きにも大きく影響しています。
骨盤が前に傾く「反り腰タイプ」
骨盤が前に倒れて、腰の反りが強い人は「反り腰タイプ」。
この姿勢ではお腹の前側が伸びきってしまい、骨盤底筋が常に引き伸ばされた状態になります。
そうすると、いざというときに「締める力」が発揮できず、
くしゃみや咳、重いものを持ち上げるときに“腹圧”がかかって、尿もれしやすくなるのです。
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骨盤底筋はハンモックのように内臓を支えています。
伸びきったままだと力が入りづらく、緩んだゴムのような状態。
このタイプの人は、腹筋ばかり鍛えるよりも、まず骨盤を立てる意識を持つことが第一歩です。
骨盤が後ろに傾く「猫背タイプ」
一方で、骨盤が後ろに倒れて背中が丸くなる「猫背タイプ」も要注意。
私はこちらに当てはまります。
骨盤が後傾すると、骨盤底筋が押しつぶされ、呼吸も浅くなりがち。
猫背のせいでバストとお腹がくっつきそうなほど近づいてしまいます。
座り姿勢が長い人に多く、じわじわと筋力が落ちていくのが特徴です。
「力を入れても締まらない」「感覚がわかりにくい」という方は、
骨盤の後傾が影響しているかもしれません。
大切なのは「ニュートラル骨盤」
ピラティスではよく「ニュートラルポジション」と言います。
これは、骨盤が前にも後ろにも傾かず、自然なカーブを保っている状態。
この姿勢では、骨盤底筋・腹横筋・背筋がバランスよく働き、
体の中心(コア)がしっかり支えられます。
つまり、骨盤の位置を整えることが尿もれ対策の基本。
「筋トレをがんばる」よりも、「姿勢を整える」ことの方が先なんです。
鏡の前に立って、骨盤の向きを確認してみてください。
腰が反っていませんか? あるいは背中が丸まっていませんか?
ちょっとの意識で体はすぐに変わります。
呼吸とピラティスで整える
ピラティスでは、胸式呼吸を使って肺の中、側面背面までしっかり空気を送り込みます。
この呼吸によって横隔膜が上下に動き、
それに合わせて骨盤底筋も自然に「上下運動」をします。
例えば、吐く時には坐骨を真ん中に寄せるようにして骨盤底筋を引き上げるようにする、など。
つまり、呼吸そのものが骨盤底筋のトレーニングになるのです。
まとめ
尿もれは、年齢や出産経験だけが原因ではありません。
日々の姿勢や呼吸のクセ、骨盤の傾きが積み重なった結果でもあります。
だからこそ、少しずつ整えていくことで改善していけるもの。
「骨盤を立てて、深く呼吸する」
たったそれだけで、体の中の流れが変わっていくのを感じると思います。
毎日の姿勢が、未来の体をつくる。
そんな思いで、今日も少しだけ自分の体に意識を向けてみてください。
ではまた!



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