子どもの片足立ちと中臀筋の話
うちの子はとにかく活発です。
見ているこっちが疲れるほど、いつも何かしら体を動かしています。
理由なくジャンプ&キック!にハマっていますが、実はずっとブームが続いているのが「片足立ち」。
思い返せば、幼稚園の頃から小学校中学年になった今まで、なぜかずっと片足立ちをしています。
ある日、ふと後ろから子どもを眺めていたら、テレビを見ながら片足立ちをしている姿が目に入りました。
そのとき、私の目がつい止まりました。
——中臀筋が見事に使われている!!
足の横のくぼみのあたりに、キュッと力が入っているのが分かります。
中臀筋というのは、お尻の横にある筋肉。
片足で立ったときに体をまっすぐ保つために、とても大事な筋肉です。
私がピラティスでよく意識する場所でもあり、「ああ、自然にこの筋肉が働いてる!」と感動してしまいました。
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大人になると、この中臀筋が使いづらくなっている人がとても多いです。
座る時間が長かったり、歩くときに片足重心がクセになっていたり・・
気づけばお尻の筋肉が眠ってしまい、姿勢や骨盤のバランスにも影響が出ることがあります。でも子どもって、本能的に必要な動きを繰り返して、体を整えていくんですよね。
まさに“遊びながらトレーニング”しているようなもの。
成長の途中にある子どもの体を見ていると、「無駄がないなぁ」と感じることがよくあります。
太ももやお尻、背中の筋肉がまんべんなく働いていて、バランスのとれた“動ける体”。
筋トレなんてしなくても、遊びや生活の中で自然に鍛えられていく。
あの片足立ちも、きっと体の成長に必要な動きなんだと思います。
だから私は、子どもの体を見ていて“うらやましい”というより、“学ばされる”感覚の方が強いです。
大人になると、「体を動かさなきゃ」と意識してトレーニングするけれど、子どもは無意識の中で自分に必要な動きをちゃんと選んでいる。
それって本当にすごいことですよね。
最近、小学生でも朝ごはんを抜いている子がいると聞いて、ちょっと心配になりました。
ダイエットという言葉を意識し始める年頃なのかもしれませんが、体をつくる大事な時期に栄養が足りないのは本当にもったいない。せっかく元気に動ける体があるのに、エネルギーが足りないと筋肉も育たないし、集中力も続かない。
“痩せていること”よりも、“元気に動ける体”の方がずっと美しいと伝えたいです。
筋肉は、食べたものからつくられます。
動くだけでは育たないし、栄養だけでもダメ。
どちらもバランスよく揃ってこそ、しなやかで丈夫な体になります。
子どもがこれからどんなスポーツや趣味に出会っても、ケガをせずに自分の体を信じられるように、今のうちから「動くこと」と「食べること」を大事にしてほしい。
そう思って、私も毎日の食事でできることを少しずつ見直しています。
体は、毎日の積み重ねでできていく。
そして、子どもの自然な動きを見ていると、「人の体ってこうやって育つんだな」と改めて感じます。
これからも片足立ちをしながら、無駄のない、美しい筋肉を育てていってほしい。
そう願う母の目線で、今日も後ろからそっと見守っています。



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