雨のあと、やっとの晴れ間、庭のマロウが咲いてきました。
紫のビロードのような花びらをお湯に入れると、みるみる色が変わっていく——マロウティーはそんな「魔法のハーブティー」としても知られています。
植えたのは一昨年。
見切り品で店頭の隅っこでしなしなになっていたコモンマロウを持ち帰ったのが出合いでした^^
今回は自家栽培のマロウを使って、色変化を楽しむハーブティーを作ってみました。
レモンでピンク、重曹で白へと変化する様子を動画でもお伝えします。
マロウってどんなハーブ?
マロウ(コモンマロウ)は、ヨーロッパ原産の多年草ハーブです。草丈は1〜1.5mほどになり、初夏から秋にかけて紫ピンクの花を次々と咲かせます。
マロウの主な特徴
- 学名:Malva sylvestris
- 別名:ウスベニアオイ
- 開花時期:5〜9月
- 育てやすく、初心者にもおすすめ
花びらにはアントシアニンと呼ばれる色素が豊富に含まれており、これがお茶を鮮やかな青紫色に染めます。
マロウの健康効果
- のどの炎症を和らげる:粘液質(ムチレーゲン)が豊富で、のどのイガイガに
- 咳を抑える:気管支の粘膜を保護
- 消化を助ける:胃腸の粘膜をやさしく保護
- 抗酸化作用:アントシアニンによる美容・老化予防効果
マロウティーの作り方
用意するもの
- マロウの花びら(生):5枚程度(乾燥花なら大さじ1〜2)
- お湯:200ml(95℃くらい)
- カップ
- お好みでレモン汁
作り方
① 花びらをカップに入れる
② 95℃のお湯を注ぐ
→ 薄い青紫色に変化します
③ 3〜5分蒸らす
④ 花びらを取り出して完成
生花の場合は洗ってから使いましょう。農薬を使っていない花びらを使うことが大切です。
レモンでピンクに!色変化を楽しもう
マロウティーの一番の魅力は、色が変わること。
青紫色のお茶にレモン汁を数滴加えると……
→ あっという間にピンクに変わります!
これはアントシアニンがpH(酸性・アルカリ性)によって色が変わる性質を持っているためです。
| 加えるもの | pH | 色 |
|---|---|---|
| 何も入れない | 中性〜弱アルカリ | 薄青紫 |
| レモン汁 | 酸性 | ピンク |
| 重曹 | アルカリ性 | 白〜無色 |
まさに自然の色素を使った「pH指示薬」。お子さんと一緒に実験感覚で楽しめます。
重曹で白に変わる!?
さらに実験。ピンクになったお茶に重曹を少量加えると……
白〜ほぼ透明に変化します。
強アルカリになることでアントシアニンの色素が分解され、色が消えていきます。今回は緑色を狙いましたが、うっすら白に。重曹の量によって変化が変わるので、ぜひ試してみてください。
【ここにアフィリエイトリンク③:ハーブティーポット・ストレーナー】
自家栽培のすすめ
マロウは一度植えると毎年咲いてくれる丈夫なハーブです。日当たりと水はけがよければほぼ放置でOK。
庭のマロウを摘んでそのままお茶にできる——それだけで、日々の暮らしが少し豊かになります。
まとめ
- マロウティーはお湯を注ぐだけで青紫色に
- レモンでピンク、重曹で白に変化する
- アントシアニン豊富でのど・消化器に◎
- 育てやすく、毎年楽しめる
「からだによいものを、丁寧に。」——マロウは、そんな暮らしにぴったりのハーブです。


コメント