パンの成形って難しいなぁって話。
パン生地って、ほんとに可愛いんです^^
ボウルの中でほわっとふくらんで、「むにゅ」っと優しく返してくる。
自家製酵母はそーっと優しく、が基本。
まるで生き物みたい。仕込んだからには最後までおいしく仕上げてあげたい。
毎回そんなふうにほんわかしながら、こねて、発酵させて、いよいよ成形。
ここからが…そう、「むずい!」って思う瞬間です。
だって、頭の中では理想のパンができているんですよ。
丸くてつるんとして、ふわっと愛らしいフォルム。
雑誌やSNSに載っているような、あの完璧で綺麗なパンたち。
ところが、実際に自分の手でやると、あら不思議。
どこかいびつで、つなぎ目が甘くて、形もなんとなく惜しい。
🍞おすすめ材料・道具
しかも、焼き上がるときに膨らむ方向って、ほんと読めない。
10年以上趣味にした甲斐もあってだいぶ上達した?と自分では思っていますが・・・
表面にかわいいクープが入る予定が、まさかの大爆発になったり。
「ごめんね…せっかく上手に発酵してくれたのに」
と、オーブンの前で反省会が始まります。
でもね、そんな失敗パンも、実はかわいいのです。
表面がちょっとぼこぼこしていても、
形が不ぞろいでも、焼きたてはピキピキ音が鳴る。
香ばしい香りがキッチンいっぱいに広がって、
あぁやっぱりパン作りって最高、って思う瞬間。
パンって、性格が出る気がします。
几帳面な人のパンはきれいに整っていて、
おおらかな人のパンはふんわり自由。
私のパンはというと…たぶん「不器用だけど一生懸命」タイプ。笑
でも、いいじゃないか、と。
日によって発酵具合も違うし、
天気や湿度、手の温度でも仕上がりが変わる。
毎回同じようにはできないからこそ、
その日の「一期一パン」を楽しめる気がします。
焼きたてを手に取って、香りをかいで、
「あ〜今日もよく頑張ったね」って言える。
そんなパン作りが、たぶんいちばん幸せなんだと思います。
それでも、やっぱり理想の成形を目指して、
今日も動画を見たり、本を開いたり。
こね台の上で生地と向き合いながら、
「いつか心から納得できる私のパンを!」
と密かに闘志を燃やしています。
…でも…
パンが焼ける香りがあれば、もうそれでハッピーなのかも^^



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