発酵って、ほんとにいいの?——そんなふうに聞かれたら、私は迷わず「はい!」と答えます。
代表的な発酵食品のひとつが、手作り酵素。
言うまでもなく、私は大好きです。
作るのも、飲むのも、体に染み渡るような“ととのう”感覚も、どれをとってもパーフェクト。
まさに「これが私の健康の源」と胸を張れる存在です。
でも、どんな物事にも表と裏がありますよね。
いわゆるメリット・デメリット。
私は、そういう“二択”で物事を測るのは少し違うかなと思っています。
たいていのことは、白か黒かじゃなくて、グラデーション。
0か100かで判断できないものだと感じます。
🥛おすすめ発酵・腸活アイテム
ちなみに、私の夫も基本的に発酵食品は大好き。
糠漬け、お味噌、ヨーグルト…どれも美味しく楽しんでいます。
でも、ひとつだけNGなのが「手作り酵素」。
これだけは、どうしても飲みません。
最初は、過去の私の失敗(発酵しすぎた事件など…)を見ているからかなと思っていました。
けれど、理由を聞いてみると「もし万が一、菌の影響で体調を崩したら、夫婦でダウンするのはまずいから」という冷静な答え。
確かに…絶対に大丈夫、とは言い切れませんものね。
私は、自分で飲む時には必ず香りや状態を確認してから口にしています。
常温保存が基本ですが、冷蔵庫に入れると逆に風味が変わりやすい気がするので、ひんやりしたスペースで保管するのが私流です。
ちなみに、アルコールやお酢の近くに置いておくと、発酵が変わりやすいので要注意。
そもそも、手作り酵素は「素手で混ぜる」のが醍醐味。
常在菌の力を借りて発酵を促すので、切り傷がある時や、手の状態が良くない時は絶対に混ぜません。
この「自分の手で発酵させる」という工程が、手作り酵素ファンのこだわりでもあり、同時に“無理”と感じる人のハードルにもなりやすいポイント。
私も基本は自家用。人に差し上げることはしていません。
発酵のイメージに抵抗がある方には、特に難しい部分かもしれません。
こうして考えてみると、自家製の発酵食品を人にあげたり、販売するのってかなり難易度が高いことですよね。
市販の味噌やお酢でも、発酵を止めるために加熱処理されたものも多いですし、発酵“風”の商品も少なくありません。
結局、発酵食品は「自家製が一番」という結論に戻ってきてしまうのも、自然なことなのかもしれません。
5年ほど前の「除菌」もありましたね。
みんなが大変な思いをした当時は、善玉菌も悪玉菌もひっくるめて
“菌=敵”のような時代でした。
発酵好きの私としては、少し複雑な気持ちになることも多かったものです。
発酵と腐敗は、メカニズムこそ似ているのに、結果は真逆。
人体に有害なら「腐敗」、有益なら「発酵」。
ほんの紙一重だけど、その違いはとても大きいですよね。
きっと、夫が手作り酵素に手を出さないのも、本能的な「危機管理」なのかもしれません。
——まあ、それもわかるけどね。
ではまた!



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