
結婚して16年目。
新婚1年目から、私は夫の誕生日に毎年手紙を書いてきました。
テーマはいつも『尊敬と愛情と感謝』
最初の頃は、そのままの気持ちをストレートに文字にしていました。
でも歳を重ねるごとに、愛情にカモフラージュした苦情だったり、尊敬に見せかけた愚痴だったり、感謝にすり替えた要求だったり……そんな手紙も増えてきました。
気がつけば、夫も“初老”をとうに過ぎ、いまや“中老”と呼ばれる年代に。
無理がきかなくなってきた体を気遣いながら、発酵食品を一緒に食べたり、こまめに歩いたりと気をつけている様子。
でも、夜中にこっそりスナック菓子をつまんでいるのは、ちょっと困りものです。
本当はピラティスを習慣にして一緒に体を動かしたいけれど、強制するわけにもいかず…。
過去に私の勉強用モデルとして、何度か付き合ってくれたことはあるけれど、思い返すたび「やっぱり身体、硬かったなぁ」なんて微笑ましく思い出しています。
これからの私のテーマは
『優しく、労わりながら、共に長く』
そう心に決めています。
毎年書くこの手紙は、夫への想いを伝えると同時に、自分にも「自信」をくれるものでもありました。
どうやら、私の手紙は誰も知らない“宝箱”に大切にしまってくれているらしいのですが……どこに隠しているんでしょうね?
夫は口数も多くないし、手紙もくれたことはないけれど、そのぶん誠実で、道徳心と倫理観のバランスを大切にしている人。
私にとっては、人生の「羅針盤」のような存在です。
手紙を書きながら、いつも心の中が感謝で満たされていく。
今日もまた、平和で穏やかな一日に、ありがとう。
お読みいただき、ありがとうございました。

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