痩せすぎて・・・

「20代女性の4人に1人が低体重」
「女性の痩せ、疾患に」
——こんな発表が、4月に肥満学会から出されました。

つまり、「痩せすぎ」の若い女性がかなり増えている、ということのようです。

確かにここ10年ほど、極端に痩せている人が目立つようになった印象がありますし、今もなお、私のまわりでも「痩せていること=良いこと」という“やせ信仰”が根強く残っているように思います。

でも、痩せすぎることで何が起こるかというと──
・骨粗しょう症
・月経異常
・筋力低下
・貧血
・疲れやすさ
・抑うつ
・代謝異常 などなど……

こうした状態を『FUS』と名づけたそうです。

日本肥満学会は2025年4月17日に記者会見を開催し、18歳から閉経前の女性における低体重や低栄養の状態に対する新たな疾患概念として、「女性の低体重/低栄養症候群(Female Underweight/Undernutrition Syndrome:FUS)」を提唱した。今後、科学的エビデンスを積み上げて診断・治療基準を盛り込んだガイドラインの策定を目指すほか、健診制度の活用などによる予防体制の整備、適切なボディーイメージの教育の推進などに取り組む予定だ。

日経メディカルより引用

若いうちは元気でも、長期的に見ると、年齢を重ねたときに心も体も衰えやすくなり、「フレイル(虚弱)」のリスクが高まってしまうそう。

私は、ピラティスを細々と仕事にしている中で、さまざまな年代のお客様から「痩せたい」と言われる機会がよくあります。

本当に、皆さまおっしゃいます。

70代の方からも「痩せたい」と。


ありがたいことに、私は体について学ぶ機会を持てたので、単純にその言葉に賛同することはできません。むしろ、お客様にも「痩せること=正解ではない」ことをお伝えしています。

でもこの「痩せたい」という価値観が、いかに根深いものかも感じています。
社会やメディアが作るイメージが、その時代に生きる人の“当たり前”になってしまうことも、よくわかります。

だからこそ、「自分にとって何が本当に良いのか」を、自分の頭で考えることが必要だな、と。
痩せていること自体を否定するつもりはありません。
でも、「0か100か」の極端な考え方が、自分の人生を損なうこともある——そんな視点を、頭のすみにでも持っておいてほしいと思います。

そして、衝撃だったのは「痩せたいあまり、糖尿病の治療薬を飲む」というケースがあるということ。
市販薬を大量に摂取してしまう“OD”が社会問題になっていますが、こうした問題と地続きであることに気づき、なんとも言えない気持ちになりました。

また、肥満学会のレポートにはこうありました。

教育現場においても思春期の子ども たちに対する適切な食育やボディイメージ啓発が十分に行われているとは言い難い。

なるほど。
今後、私に何ができるのか深く考えるきっかけに十分なりました。
食べること、っておざなりになりがちだけど、忙しい中でも体にいいもの食べたいですね。

やっぱり、運動・食事・睡眠。
地道だけど、最終的に行き着くのはここなんですよね。

あまりに驚いた話題だったので、こうして書き留めてみました。
やっぱり「中くらい」が、ちょうどいい。

ではまた。
今日もありがとうございました。

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